2010/03/10

View Client(端末側)と仮想デスクトップとの間の接続方式

細かく分類すると何通りかあるが、ものすごーく大別すると、以下の2種類がある模様。これをおさえておけば、例えばWAN経由の接続を検討するときに、理解しやすいと思われ。

その1:すべてのトラフィックを、コネクションサーバー経由にする

このパターンは、RDPのみ出来る。なお、この場合、View Clientとコネクションサーバーとの間で流れるプロトコルはSSLのみ。あとは、コネクションサーバーが「がんばる」。通信トラフィックの流れを整えやすい反面、大規模になるとコネクションサーバーの負荷分散をどーするのか考慮する必要がある。


その2:認証関係のみをコネクションサーバーで行い、そののちに、直接、View Clientから仮想デスクトップに接続する

RDP、PCoIPともにできる。コネクションサーバーの負荷についての悩みを軽減できる反面、通信トラフィックの流れは、ちとばかり複雑になる。