2011/10/28

Windows Embeddedのメインメモリ、トレードオフ(trade off)

ThinClient、シンクライアント、Windows Embeddedでは、

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb499256%28v=WinEmbedded.51%29.aspx

・上記URLで説明されているEWF
・OSが使うメモリ空間
・RAM Disk(C:¥TMPとかのリダイレクト先として使われる??)
で、DDRとかの物理メモリを分け合って利用するらしい。
奥が深い・・・

2011/10/17

接続元の回線状況に応じて最適化されたプールに振り分ける方法

PCoIPのチューニングは、GPOで、ActiveDirectoryのOU単位に行う。これは、事実上、VMware Viewでいうところのプール単位、ということになる。
※レジストリ設定で、個々の仮想デスクトップOS単位で設定することもできるが、ここではその方式以外を検討してみた。

GPOの設定、ということなので、アクセス端末から仮想デスクトップOSに接続した後に動的に変更することはムズカシイ。

・・・となると「おいらは仮想デスクトップを、3G回線を使ったiPadからも使いたいし、Bフレッツ引いている自宅のMacからも使いたいんだけど」という要望があった場合、どうすりゃいいのか。

まず、いずれの方式も仮想デスクトップを「流動割り当て」にする。こうすれば、どのプールを使ってもユーザプロファイルを引っ張ってこれるからだ。

■経済的な方式
Connection Server group1の中に、
プールA: 3G用
プールB: emobile用
プールC: ブロードバンド用
とか、複数のプールを作っておいて、ユーザが自分が今アクセスに使っている回線状況に応じて手動でプールを選ぶ。

■自動化方式
Connection Server group1 プールA: 3G用
Connection Server group2 プールB: emobile用
Connection Server group3 プールC: ブロードバンド用
とかにしておいて、そのセッションを、どのConnection Server groupに行かせるか、をロードバランサ(Load Balancer)に振り分けさせる。

たとえばF5であれば・・・
GEO Location IP による、アクセス回線の判定ができる。BIG-IP LTM に標準搭載されている機能で、QUOVA社のOEMとのこと。通信キャリアに割り当てられたすべてのIPアドレスがカバーされているという保証はないが、ほとんど網羅されているっぽい。

GEO Location IPを使って、
・回線種別
・国単位や都道府県単位
・etc
の判別ができる。

で、GEO Location IPの判定に漏れてしまった場合(JPNICとかに割り当てられたばかりのIPアドレス群とか??)RTTをiRuleで計測して回線状況を判別。これだと1発目のシーケンスのRTTのみで決めるので、回線品質の振れ幅が大きい場合に、適切な判定がしづらいだろう。が、ほとんどはGEO Location IPで判別できるからRTTは例外処理に過ぎない、と考えられるのであれば、これでイケると思われ。

2011/10/15

PCoIPサーバーオフロードカード

ついにでたよ。

APEX2800
http://www.elsa-jp.co.jp/products/remotegraphics/apex_2800/index.html


これで、
1台の物理サーバに載せられる仮想デスクトップの数が増やせる
→用意すべき物理サーバの台数が減る
→消費電力が減る&設置場所が減る
だな。

特に、3DとかでグリグリPCoIPを使う場合は、効果覿面でしょ。


■動画再生時のCPU使用率削減模様
http://www.youtube.com/watch?v=ofRhYdVPFhE&feature=g-all-u&context=G26a2b9fFAAAAAAAABAA

2011/10/13

VMware View 検証環境のホスティング

便利やないかーい。クラウドホスティングとな。
http://www.sfi.ad.jp/network/index.html

ある意味、DaaSの一形態か。

HTML5な時代に突入

こういうのもPCoIPは得意。まぁ、こんなの勤務中にヤル人、ほとんどいないでしょうけど。昼休みくらいかなぁ。でも、ソレを言ったら、Windows Media Playerで動きの激しい娯楽映画系を勤務中に見る人ってのも同じ状況でしょ。


グラディウス
http://appsweets.net/gradius/

スーパーマリオ
http://arcade.rawrbitrary.com/mario/

HTML5で書かれたスゴいサイト
http://matome.naver.jp/odai/2129290129712784801

対TCX MMR
対HDX

2011/10/08

画面転送プロトコル(PCoIP, ICA, RDP)を、色々なRIAで試す


http://bubblemark.com/

こーゆーのを使って、多角度からベンチマークすると、真実に近づけるよね。
たとえば「某ICAは動画系に強い」とかいうアレな神話も、実は「ごく限られた特定の条件下でしか発動しない強さ」なことが判明したりする。

逆に、愚直なPCoIPは「小細工無し」なので、どんな角度からベンチマークされても、強さにバラツキが少ないことがわかる。

対TCX MMR
対HDX

なんちゃってCADな操作をPCoIP, ICA, RDPとかで試したい


http://www.coolmath.com/coolthings/3dwireframe/

がオススメ。操作は直感でできる。
ほんとなんちゃって、だけど。

いやー、実際CADを動かすのって、相当練習しないとできないことが判明しました。
CAD操作をしている人を見ると、簡単そうに見えたんだけど、自分で実際操作してみたら大変だったYO。

上記URLのだったら、 画面転送プロトコルの性能を感じるのには適している・・・ような気がする。
CADは完全に門外漢なのでわからんが。



対TCX MMR
対HDX

YouTubeを、Flashを使わずHTML5(WebM)で楽しむ方法


http://kaede.to/~canada/doc/youtube-without-adobe-flash
こうすれば、Adobe Flashを使わずに済む。

これで、Microsoft Updateよりも激しい(?)、Flash Plug-inの自動更新に悩まずに済むかもしれない。


なーんて建前はさておき・・・
WebMだと、HDXやTCX MMRが効かない。YouTubeは将来Flashを廃してWebMに移行すると言っているわけで、これはつまりYouTubeではHDXやTCX MMRが近い将来効かなくなる、ということだろう。



なーんて建前はさておき・・・
PCoIP vs. ICAをYouTubeで行う場合、以下のようになるであろうことも意味している。

 ■HDXやTCX MMRが使える状況下
つまりアクセス端末側でレンダリングできる場合は、 ICAが有利な可能性が高い。ここであえて可能性に言及しているのには理由がある。HDXやTCX MMRは適用できる(動画(Video)・音声(Audio))フォーマットに制限があるのだ。


■HDXやTCX MMRが使えない状況下
つまりWebMをはじめとする、サーバー側でレンダリングされる場合は、PCoIPが有利。
また、未調査だが、検証結果と仕組みから推測するに、iPad、Mac、Android、Linuxなど、WindowsもしくはWyse ThinOS以外のアクセス端末だと、HDXやTCX MMRを動かせないっぽい。WindowsもしくはWyse ThinOS以外のアクセス端末からだと、そのフォーマットがHDXやTCX MMRの守備範囲内のものであったとしても、アクセス端末側ではなくサーバー側でレンダリングされるっぽい。ゆえに、PCoIPが有利。

対TCX MMR
対HDX

2011/10/05

VMware View 5.0 Performance and Best Practices White Paper

PCoIP パフォーマンス ホワイトペーパー
http://blogs.vmware.com/performance/2011/10/vmware-view-50-performance-and-best-practices-white-paper.html

http://www.vmware.com/files/pdf/view/VMware-View-Performance-Study-Best-Practices-Technical-White-Paper.pdf

VMware Horizon Mobile

超概要:スマートフォン上、さしあたりAndroidを想定しているようだ、に2つのOSインスタンスを走らせる。このテクノロジーがVMware MVP(Mobile Virtualization Platform)。

で、
OSインスタンス1は、個人用
OSインスタンス2は、会社用
とかにする。

OSインスタンス2は、会社のIT部門によって完全に管理される。この管理の仕組みはVMware Horizon Mobileによって提供される。


を知ってから、以下のURLをご覧いただくと理解が早いと思われ。

http://blogs.vmware.com/euc/2011/08/vmworld-2011-announcing-vmware-horizon-mobile-manager.html

http://www.vmware.com/products/mobile/overview.html

http://www.youtube.com/user/VMworldTV#p/u/7/ydXJjCN2G-A


最新情報は以下でゲット
Twitter: @VMwareMobile
Facebook: VMwareMobile

2011/10/01

アプリケーションのインストールを楽にする(今のところ、フリーアプリが対象)サービス

Ninite

単純だけど、おもしろい。課金方法を別途考えれば、商用アプリにも有用なサービス。
どうやって収益だすのかなぁと思ったら「自動アップデート機能」は有料サービスなのだった。


この収益モデルだったら、ThinApp Factory, Horizonとも連携できるな。