2010/08/31

vCenter データベース(database)サイズ(size)

vCenterに必要なデータベースのサイズは、インベントリ(物理ホスト数、仮想マシン数)の量に依存する。

「で、結局どんくらい確保しときゃいいの?」というのをザックリ計算するツール。

[vSphere Client] - [管理] - [vCenter Server 設定] - [統計情報]
※vSphere Client ver 4.0.1で確認
物理ホスト数と、仮想マシン数を入力すると、予想される必要な容量が算出される。
あー便利。

2010/08/27

初めての PCoIP トラブルシューティング

How to troubleshoot PCoIP performance

http://myvirtualcloud.net/?p=751
ありがたや〜。

---以下、超抜粋---
There are 2 log files that should provide enough information to start the troubleshooting. They are located in the virtual desktop at ‘c:\Documents and Settings\All Users\Application Data\VMware\VDM\logs’.

pcoip_server.txt – All transactions related to encoding, virtual channels, image management, bandwidth, etc…
pcoip_agent.txt – All client side transactions, such as connectivity, handshake etc..
---

2010/08/24

仮想デスクトップのキーボード レイアウト(配列)

Windows OSのキーボードレイアウト(英語キーボードから日本語キーボード、とか)を変えるのは、結構面倒。
レジストリを変更して、リブート」 という前近代的な手段が必要なのだ。左記のURLはVista対象となっているんだけど、Windows 7でも同様っぽい。

しかし、なんとRDPでリモートデスクトップに接続すると、仮想デスクトップ側のキーボードレイアウトが、アクセス端末側のキーボードレイアウトに合わせる形で変更されてしまうのだっ。便利なような、余計なお節介のような・・・。

しかも、ログオン時にのみ、この「キーボードレイアウト合わせ」が発生する・・・らしい。

・・・たとえば、以下のようなケースを見てみよう。
仮想デスクトップOSは、日本語キーボードレイアウトでインストールされている、とする。
英語キーボードが付いているアクセス端末から、その仮想デスクトップにログオンする。
しかるべきのちに、そのアクセス端末からログオフせずに、セッションを切断する。
別のアクセス端末(日本語キーボード)から、その仮想デスクトップにアクセスすると、英語キーボードレイアウトになっているので、不便・・・というヤツだ。

■その場しのぎの対処手段の例
事象が発生したら、さっさとログオフして、ログオンする。つまり、ログオンを発生させればよい。

■恒久的な解決策の例
仮想デスクトップ 電源ポリシー
を活用して「切断後に自動的にログオフ」を設定する



なお、PCoIPの場合は、仮想デスクトップ側の以下のレジストリで制御可能らしい。
"HKLM\Software\Policies\Teradici\PCoIP\pcoip_admin"
pcoip.ignore_host_default_input_lang_synch [DWORD] [Value = 1]


※2013年3月追記
Horizon View 5.2 で確認したところ、上記レジストリが変わっている模様。

--- pcoip.adm からコピペ ---
pcoip.enable_input_language_sync  [DWORD] [Value = 0]



PCoIPDefaultInputLanguage_Policy="Turn on PCoIP user default input language synchronization"
PCoIPDefaultInputLanguage_Explain="Determines whether the default input language for the user in the PCoIP session is synchronized with the default input language of the PCoIP client endpoint. When this setting is enabled, synchronization is allowed. When this setting is disabled or not configured, synchronization is disallowed. This setting applies to the server only."
---

--- マニュアル(Administration)からコピペ ---
Turn on PCoIP user default input language synchronization

Determines whether the default input language for the user in the PCoIP session is synchronized with the default input language of the PCoIP client endpoint. When this setting is enabled, synchronization is allowed. When this setting is disabled or not configured, synchronization is disallowed. This setting applies to View Agent only.
---

2010/08/23

ThinApp SDK を PowerShell から使う



http://www.lucd.info/2010/08/21/using-the-thinapp-sdk-from-powershell/

ありがたや〜。

ちょっと込み入ったプログラムを書くならC#で書いたほうが楽な気がするけど、PowerShellからでも使えるっつーのは、なんといっても「誰かに紹介しやすい」。

2010/08/20

ThinApp SDK

http://vmware.com/go/thinappsdk

まだよく見ていないけど、ThinApp化されたバイナリの情報を取得するためのAPI群のようですな。

2010/08/18

やっぱり ゼロクライアント(Zero Client)が良いのかな

Wyse WTOS 脆弱性

WTOSが悪い、ということではない。

WTOSに限らず、Windows Embeddedにしかり、Linux Embeddedにしかり、「シンクライアント」とはいえOSを使っているかぎり、油断ならん、ということですな。

http://jvn.jp/cert/JVNVU320233/
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1008/17/news056.html

まぁ、つきつめて考えていくとゼロクライアントだって絶対安全、とは言えないのだろうけど、既存のアクセス端末の選択肢の中では・・・ということかと。

2010/08/17

再起動時にアプリケーションやウィンドウの状態を復元する

http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1008/16/news021.html

こりゃええ。

抜粋すると、
1.フォルダオプションの「ログオン時に以前のフォルダウィンドウを表示する」にチェックを入れておく。
2.アプリケーションソフトには「Cache My Work」というソフトを用いる

とのこと。

2010/08/16

Virtual USB Analyzer なるもの

仮想デスクトップのUSB関連で不具合が起こったときに、どうやって解析するのか?

まぁ、ワシは門外漢なので、仮にトラフィックモニターできたとしても、私自身ではどうにもならんでしょうが、一応調べてみた。

検索したところ、色々あるようだ。
http://mcn.oops.jp/wiki/index.php?USB%2FDevelop%2FUSB%20Protocol%20Analizer

なんと、VMware本家からも出ている。製品じゃないけど。
http://labs.vmware.com/flings/virtualusb
Linux, Windows, Mac OS X で動くっぽい。すげーな。

2010/08/12

仮想デスクトップ 電源ポリシー

「どうせ使われていないのだから、リソースも大して食わないだろうし、放っておけば」という考え方もあるだろう。だけど、地球のこと(?)を想うのならば「仮想デスクトップを使っていないときは省エネしたい」、つまり電源制御を考えたいところ。

ということで調べてみたんだけれど、色々な組み合わせがあって、どういう時にどうなるのかを考えると意外と複雑なようだ。

が、おおよその場合、以下2つの組み合わせで「どういう時にどうなるのか」を考えることができるみたい。

省エネしたいときは、
「電源ポリシーを、サスペンド 」
 「切断後に自動的にログオフを、10分経過した後」
とかにしておけば、仮想デスクトップを使っていない時の、接続の切断だろうがログオフだろうが、サスペンドするのでいいじゃん、ってことになりそう。たぶん。


■電源ポリシー(Power Policy)
1.何もしない(Take no power action)
2.常にオン(Ensure desktops are always powered on)
3.サスペンド(Suspend) トリガーはログオフ(logs off)
4.パワーオフ(Power off) トリガーはログオフ(logs off)

■各種プロパティの、切断後に自動的にログオフ(Automatically logoff after disconnect)
1.直後(Immediately)
2.ログオフしない(Never)
3.xx分経過した後(After)

仮想デスクトップ Windows 7 を使う場合の 電源オプション

Windows 7 は、デフォルトの設定だと、操作されない時間が長く続くとスリープモードに入ってしまう。スリープモードに入ってしまうと、あたりまえながら一時的に仮想デスクトップにアクセスできなくなってしまう。

対処:
OSの[コントロールパネル][電源オプション]で、コンピューターがスリープ状態にならないように設定すれば良い。試してないけど、GPOでもできるでしょ。

2010/08/11

親仮想マシン(parent virtual machine)に適したWindows OSのライセンス方式

親仮想マシン、つまり親とする仮想デスクトップの仮想マシン・・・ややこしいですけど。
「マスターイメージ」とか「テンプレート」とか、状況によって言い方が少々変わりますけど、対象としているモノはほぼ一緒と思われ。

さて、
マイクロソフトのアクティベーション処理の関係上、結論としては以下のようになるっぽい。

Windows XP:VLK(Volume License Key)
Windows Vista、7:MAK(Multiple Activation Keys)もしくはKMS(Key Management Service)のどちらか。ただし、View Composer、つまりリンククローン(Linked-Clone) を使う場合は、KMSのみok。

それぞれの略語については、以下のURLなどが分かり易かったので紹介しとくです。
MAKとKMSは、Vista以降で登場したのでしょうね。

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/qanda/002wpa/wpa_03.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20090911_314639.html


追記:
license activationをbypassする方法
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=1026556

http://www.cstarnes.info/?p=31

2010/08/06

ThinPrint がうまく機能しない場合

KB Article: 1013520
まず、疑うべきは、View Agent と View Client が正常にインストールされているのか、ということらしい。



KB Article: 1015677
View Agent と View Clientによって機動するプロセス一覧を見て、調査もできそうだなっと。

マイクロソフト ライセンス for 仮想デスクトップ

VDA(旧名 VECD)が必須、という都市伝説があるが、必須ではないhttp://www.microsoft.com/japan/virtualization/licensing/VDA.mspx
+++
リッチ クライアントの場合
(いずれかひとつ)
      Windows Professional OS ライセンス (OEM または FPP) および SA
      Windows OS ライセンス (OEM または FPP) および VDA
+++



わかりにくいSAをわかりやすく紹介してあるURL
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20090911_314639.html
+++
本来であれば元のPCで使わねばならないWindows 7 Professionalは、そのOSに対するSA特典の権利を別のPCに移動してやることで、移動先のPCでWindows 7 Enterpriseを使用する権利へと変化するのである。そのためSA特典があれば、アップグレード元のOSがセットアップされたのとは異なるPCに、Windows 7 Enterpriseを使うことが可能になるというわけだ。

ところでこの場合、アップグレード元OSを削除する義務も無くなる。通常のアップグレードでは、アップグレード先の新OSをインストール段階で、元のOSは削除しなければならない。ところが、上に示した手順で元のPCとは別PCに新OSをインストールした場合には、元のOSもそのまま使い続けて良いのだ。

「SA特典はハードウェアに縛られない」というメリットは、プリインストールOSやDSP版のOSを別のハードウェアに移設する場合にも使える。
+++

linked clone(リンククローン)を使うときは、defrag(デフラグ)をdisable(無効化)しておく

View Composerを使う場合、そのdesktop pool(デスクトップ プール)に所属する仮想デスクトップのdefrag(デフラグ)はGPOを使うなどして無効にしておいたほうが良いらしい。

なぜならば、ファイルのブロック移動によって、delta disk(差分ディスク)が増えてしまうから、とのこと。

よく考えてみれば、あたりまえの話なんだけど、事前にはなかなか気付けなそうなコトですな。

2010/08/05

VMware View with RSA SecurID

Viewのユーザ認証は、おなじみのIDとパスワードの対だ。
Active Directoryを使っているので、ある意味あたりまえ。

「それで大丈夫」って時もあれば「それじゃ不安」って時もある。

後者の場合、とられる手段が、二要素認証
たとえばスマートカード(Smartcard)とかワンタイムパスワードとか。

Viewでは、このどちらでも使える。
特に、後者の代表格であるRSA SecurIDは、Viewの管理画面にその設定画面が組み込まれている。
というわけで、楽に使えそうだっつー話。

2010/08/03

PCoIP ポート番号 4172

初代は 50002 でしたが、
IANAに登録されているってことは、下記のポート番号になるのでしょうね。

pcoip           4172/tcp   PC over IP
pcoip           4172/udp   PC over IP

http://www.iana.org/assignments/port-numbers

2010/08/02

デル の ゼロクライアントとワークステーション

FX100 Zero Client
http://www.dell.com/jp/enterprise/p/dell-fx100/pd
やっぱ「OSを使っていない」という文言は、「なんじゃそれ?」という気持ちと相まって、顧客ウケするんでしょうね。




DELL Precision R5500(Rackmount Workstation(PCoIP Hostcard標準搭載))
http://www.dell.com/jp/business/p/precision-r5500/pd

2010/08/01

vSphere 4.1で、何が変わったのか

仮想デスクトップをやっていたって、vSphereについて知りたいことだってある!
というわけでvSphere 4.1で、何が変わったのか知りたくなった。


結論

http://kb.vmware.com/

で、"changes vSphere 4.1"

というキーワードで検索すると、vMotion, DRS, FT, HAとかの変更点がわかる模様。

LCD一体型のゼロクライアント

最近、samsung つまりサムスン(サムソンって言っちゃいがちだけど、サムスンらしい)から発売されているゼロクライアントが注目されているらしい。
別に新しいコンセプトってわけではないと思うけど「液晶ディスプレイ一体型」っていうヤツは日本人の心をくすぐるのかもしれない。

NC240
http://www.samsung.com/us/consumer/office/monitors/specialty/LF24PPBCB/ZA/index.idx?pagetype=prd_detail

FAQ
http://www.samsung.com/us/consumer/learningresources/mobilecomputing/faq.html