View Composer、つまりリンククローンを使うときは、必然的にQuickPrep(VMware Viewのツール)かSysprep(Microsoftのツール)を使うことになる。
※なお、Sysprepを使う場合は、vSphere 4.1以上が必須で、かつ、VMware Viewでいうところのプール(pool)がvSphereモードになっている必要アリ。
超要約すると、以下の2点が異なる
■クローン作成速度
QuickPrepのほうがSysprepよりも高速
■SID生成
QuickPrep:プール内のすべてのリンククローンに対して同じSIDを使用
Sysprep:プール内の各リンク クローンに対して一意のSIDを使用
さて、QuickPrepだと、同じSIDを持つ仮想デスクトップが複数台できてしまう(もちろんこの場合であっても、Active Directoryには複数台のコンピュータが登録される)ことに対して不安を感じる諸氏もいるだろう。が、実は「あえてSIDを見ているような特殊なソフトウェア以外はSIDの重複は問題なし」なのだ。