再構成(recompose)のスケジュール設定で、
[ユーザーを強制ログオフ]
にしちゃえばプール全体で再構成が走るから、完了するタイミングは自明だよね。
けど、
[ユーザーがログオフするのを待機]
にしたときに、どうなるのか。試した結果を下述。
再構成前のマスターイメージ、SP1、
再構成後のマスターイメージを、SP2、
としよう。
同じプール上には、vD(=仮想デスクトップ)が、3つあるとする。
最初の状態は、
vD1 = SP1
vD2 = SP1
vD3 = SP1
ユーザーも3人いるとして、
userA(vD1にログイン中)
userB(vD2にログイン中)
userC(まだログインしていない)
とする。
ここで再構成をかける。
■まだユーザーが割り当てられていないvD3の運命
再構成がすぐに走る。再構成が完了すると、
vD3 = SP2
となる。同じプールでログオフ待機中のvD1 = SP1、vD2= SP1があるけど、そのことに関わらず、以降、userCがログインすると、vD3 = SP2となる。
■userBが、ログオフした場合
vD2の再構成がすぐに走る。再構成が完了すると、
vD2 = SP2
となる。同じプールでログオフ待機中のvD1 = SP1があるけど、そのことに関わらず、以降、userBがログインすると、vD2 = SP2となる。
つまり、この時点で、
userAは、 vD1 = SP1
userBは、 vD2 = SP2
userCは、 vD3 = SP2
という状態で、仮想デスクトップを普通に使い続けることができている。
■応用編
http://vdesktops.blogspot.jp/2012/08/view-composer.html
と組み合わせて考えてみよう。上述の条件のまま、同じプール内に、SP1、SP2の2通りに限らず、SP3、SP4・・・と何通りも共存できるわけだ。