2010/02/21

ゼロクライアント(Zero Client)なるもの

シンクライアント(Thin Client)は、Flash上に小さくカスタマイズされた汎用OS(Windows, Linux)を載せている。隠しコマンドの管理者モードでloginしない限りは、権限が相当制限されているので「悪さ」がしにくくなっている。そして、HDDやらFANやらのモーター部材を減らすことでハードウェアの故障率を減らしている。

が、AntiVirusソフトとかは必要だし、ServicePackとかの適用も必要だろうし、適切なメンテナンスが無ければ、その汎用OSが何らかの攻撃にさらされる可能性はそれなりにある。もちろん、普通の汎用OSが載ったPCと比べたら、ずいぶんとヤラれる率は低いのだろうけど。

それに対して、ゼロクライアント(Zero Client)は、仮想デスクトップ(vDesktop)の画面転送用に特化して専用OSを作っているため、10MB以下とか、とにかくものすごく小さいらしい。専用OSで、アプリケーションは、リモート接続のためのものだけ。例えば、View Clientに該当する部分が動く。つーか、それしか使えない。ゼロクライアントの電源をONにすると、ほぼ即座にリモート接続のための画面が表れる。実際に、リモート接続でログインしてもらったのだけど、シンクライアントと違って、ゼロクライアントでは、あたかも手元のPCに普通にログインしているようにさえ見えた。だって、シンクライアントだと、まがりなりにも自身の汎用OSのGUIが表示されて、そこから更にリモート接続アプリケーションを使ってリモートログインするので、あくまでもリモート接続をしている感になるでしょ。

画面転送用(画面表示やら、PCoIPとかRDPとかのプロトコル)に特化して作っていて、デバイスドライバとかもあえて後からは追加できないようになっているらしい。なんらかの修正やら機能追加やらは、全てファームウェア(firmware)のupdateによっておこなう模様。まぁそのファームウェアの作りとかをハッキングされちゃうことを考えると、攻撃にさらされる可能性はゼロではないのだろうけど、シンクライアントよりかは更に低そうだな、っと。



http://www.elsa-jp.co.jp/
とかが取り扱っておられます。